ノマドリーマン・ヒロ

大企業でサラリーマンやりつつも、ノマドで稼ぎ月収100万達成した話。海外や旅行を中心にビジネス展開できないか模索中。

電車が20秒早くて謝罪する日本人の自殺率

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欧米のマスコミが以下の話題を取り上げたようだ。

 

20秒早い発車「謝罪?」 欧米で報道相次ぐ

https://mainichi.jp/articles/20171117/k00/00e/030/138000c.amp

 

好意的なものとして捉えたとのことだが、確かにこんなことするのは日本しかないだろう。他の国なら数分の遅れなんて当たり前だしね。「そこまで気にする??」みたいな感覚だろう。

 

これは日本の良い点でもあり、悪い点でもあると思う。

 

日本の長所と短所

海外と比較して日本はインフラが整っているし、全体的にマナーが良い。非常に暮らしやすい。

一方で、はみ出すことを許さない。異端を嫌う村社会でもある。

 

徐々に国際的になってきているとはいえ、島国で長らく鎖国してたし、単一民族国家だから、大きな固定差が少ない。そして、昔から代々伝わる監視の文化。要は「和を乱すやつは村八分にするぞ!」てやつです。

横並び意識が非常に強い。

 

サービスを受ける側としては、こんなに良い国はないが、サービス提供側としては地獄である。

 

例えば、残業。みんながやるから帰れない。上司が帰らないと帰れない。仕事がないのにも関わらずだ。

 

牛丼屋を覗いてみれば、たった300円の牛丼なのに、笑顔で挨拶。待たせたら謝る。徹底したクオリティ管理。そして客側もそれが当たり前だと言わんばかり。
時には何かあったら店長に土下座をさせなければ気が済まないほどの狭い了見の人もいるくらいだ。

牛丼一杯で利益いくらだよ??

私は安い店ではサービスを求める必要はないと考える。なぜならそれが前提の安さだと思うからだ。 

 

先進国トップの自殺率

せっかく有名大学に入っても、新卒で就職できなかったら、二度と大手優良企業へ入ることはできない。うまく転職しない限りは途中で退職してもほぼ同じだろう。

 

欧米だったら、大学卒業した後、2年くらい旅してたり、インターンしたりは当たり前。それくらい回り道したって、人生は終わらない。

 

こちらの国別自殺率リストを見て頂きたい。
国の自殺率順リスト 

日本は世界の自殺率でも結構上位にいる。アジアの中では4位で韓国がダントツでトップだが、実は日本も18位で結構高いので人の事は言えない。G7の中ではダントツでトップ。

 

昨今の不景気で勢いがないのもあると思うが、一度はみ出したら戻れない。戻れないイコール終わり。という意識があるから、「もうダメだ。。。」となり、自殺に走るのだと思う。

少し前に話題になった電通の女性社員の自殺問題。

あの事件をみて色々と思うところはあったと思うが、私が最初に思ったのは、「まじめすぎる」ということ。

 

美人で高学歴(東大卒)で人望もあり、電通(一流企業)と絵にかいたようなサクセスストーリーの彼女。はっきり言って、これだけの経歴だったら、他の企業に転職も余裕で可能でしょ?死ぬ前にそういう発想にならなかったのかなぁ?という疑問がわくのだけど、それはつまり「まじめ」だからこそ行き詰る。

一見、不真面目そうな私でも実は根は真面目(w)なので、少しはわかるのですよ、その心理が。

電車が20秒ずれたって、ゆっくり走ればすぐ帳尻合うでしょ?
今の会社がダメだって、転職すればいいんだよ!

死ぬ前に他の道があるってことを考えよう!ダメならダメなりに良い人生があるんだって!